血液オゾン療法
血液オゾン療法とは
「血液オゾン療法」とは、血液を50 ~150ml 程度だけ取り出し、その血液オゾンを混ぜて代謝や免疫系を活性化させ、再び体内に戻す血液の浄化療法のひとつです。歯科治療にともなう、全身への炎症拡大を抑止するだけでなく、「歯周病」や「インプラント周囲炎」の治療や予防などにも効果があることがわかっています。
この「血液オゾン療法」は、イツ、イギリス、トルコ、スイス、イタリア、オーストリア、ロシア等ではポピュラーで、 北米、中南米、アジア各国にでも、広まりを見せています。 英国のエリザベス女王のお母さまである、クイーンマムが、老化予防のために定期的に「血液オゾン療法」をお受けになられていたことでも有名です。
血液オゾン療法の効果
「歯周病」や「インプラント周囲炎」の治療や予防などにも効果がある「血液オゾン療法」の効果には、様々なものがあります。
血液オゾン療法では、オゾンの作用によって体内の赤血球が全身の細胞に酸素を補給する赤血球(スーパー赤血球)に置換されていきます。これによって細胞が活性化され、血行も良くなり、代謝が上がります。また、活性酸素を除去します。
血液流動性測定装置(MC fan) =血液のサラサラ度合いのわかる検査で、血液オゾン療法(血液クレンジング)前後で、その状態の変化を比較すると、血液がドロドロの患者様の場合でも、血液クレンジングの後では、劇的にサラサラの状態に改善することが多いです。
歯科領域
- 歯科治療にともなう、全身への炎症拡大を抑止する
- インプラント周囲炎の治療や予防
- 歯周病の治療や予防
- 歯周病治療の効果を促進する
- その他口腔内の不定愁訴を改善する
全身疾患
- 抹消循環の改善
- 抗アレルギー作用
- 動脈硬化に起因する脳血管疾患
- 狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患
- ガン、悪性リンパ腫、白血病
- 慢性関節リュウマチ
- 捻挫や腰痛など
血液オゾン療法の流れ
「歯周病」や「インプラント周囲炎」の治療や予防などにも効果がある「血液オゾン療法」の流れは以下のようになります。
基本的な治療の流れ
STEP1
約100mlの血液を専用のガラス容器に採取します。目安は15分-20分程度です。
STEP2
採取した血液に医療用オゾンを投与し、血液とオゾンを反応させます。(黒い血液がすぐに鮮やかな赤い血液に変わります)
STEP3
オゾン化した血液は、点滴の要領で15分-20分かけて体内に戻します。
血液オゾン療法の頻度
「歯周病」や「インプラント周囲炎」の治療や予防などにも効果がある「血液オゾン療法」の頻度は以下のような頻度をおすすめしております。
はじめは、1週間に1回程度をおすすめします。その後は、2~3週に1回程度が理想です。定期的な治療によって、体質の改善を図り、細胞の活性を促していきます。